
夏休みは家族旅行のベストシーズンですが、そのぶん航空券やホテル代も高騰しがちです。
「できるだけ節約したいけれど、子どもとの旅行で失敗はしたくない…」
そんな方に向けて、旅行費用を抑えるための実践的な方法をまとめました。航空券の探し方、ホテル予約のコツ、そして2026年7月から変わる機内持ち込みルールまで、今日から役立つ内容を紹介します。
- 夏休みの海外旅行が高くなる理由
- 航空券を安く予約する5つのコツ
- ホテル代を賢く節約する方法
- 2026年7月から変わるANAの機内持ち込みルール
- VPNは旅行に本当に役立つのか、正しい使い方と注意点
夏休みの海外旅行が高くなる理由
夏休みの海外旅行は、他の時期に比べてどうしても費用がかさみやすくなります。まずはその理由を押さえておきましょう。
- 学校の長期休暇と重なり、家族連れの需要が集中する
- 人気路線は数か月前から価格が上昇しやすい
- 為替や燃油サーチャージの影響を受けやすい時期でもある
航空券を安く予約する5つのコツ
航空券は探し方ひとつで数万円単位の差が出ることもあります。まず押さえておきたいのは「早めのチェック」と「複数サイトでの比較」です。
- 2〜4か月前から価格の推移をチェックする
- 平日出発・平日帰着など、需要が集中しにくい日程を検討する
- Google FlightsやSkyscannerなど比較サイトで価格を見る
- 航空会社の公式サイトでもあわせて確認する
- セールやポイント還元のタイミングを狙う
なお「VPNで接続国を変えると航空券が安くなる」という情報も見かけますが、2026年現在は各社の対策が進み、価格が変わらないケースが多く報告されています。この点は後半で詳しく解説します。
ホテル代を節約する方法
ホテル代は航空券以上に価格変動が大きく、比較の工夫次第で差が出やすい項目です。
- 複数の予約比較サイトで価格を横並びでチェックする
- ホテル会員プログラムのポイント還元や会員限定価格を利用する
- キャンセル無料プランで予約しておき、直前まで価格変動を見守る
【2026年7月1日〜】ANAの機内持ち込みルール変更に注意(国内線)
2026年7月1日搭乗分より、ANAグループ運航便では機内に持ち込む「身の回り品」(ハンドバッグ・PCバッグなど)のサイズが「40cm×30cm×20cm以内」に明確化されます。これまでは「前の座席下に収納できる大きさ」という曖昧な基準でしたが、数値基準ができたことで、超過した場合は搭乗口で預け入れになる可能性があります。
なお、この変更が対象とするのは身の回り品のみで、スーツケースなど機内持ち込み手荷物本体のサイズに変更はありません。また今回のルールはANAグループ便が対象のため、他の航空会社を利用する場合は各社の最新ルールを個別に確認することをおすすめします。
- 身の回り品(ハンドバッグ・PCバッグ等)は40×30×20cm以内に収める
- 手荷物+身の回り品の合計2個までというルールに変わりはない
- お土産の紙袋なども「個数」にカウントされる点に注意
- ANA以外の航空会社を利用する場合は、公式サイトで最新ルールを確認する
詳しい持ち込みサイズの測り方や対策については、こちらをご確認ください。
機内に持ち込める手荷物のサイズとルール(国内線)
機内へお持ち込みいただける手荷物は、お一人様につき、「機内持ち込み手荷物」1個と「身の回り品」1個の合計2個、重さは合計10kgまでです。
また身の回り品は、前の座席の下への収納をお願いいたします。制限を超えたお手荷物をお持ち込みいただくと、機内に収納できず、飛行機が出発できない可能性があります。みなさまの安全で快適な空の旅のために、制限を超えたお手荷物については、保安検査場を通過する前にお預けください。

VPNは旅行に本当に役立つ?メリットと注意点
「VPNを使えば航空券やホテルが安くなる」という情報を目にすることがありますが、正直にお伝えすると、2026年時点の複数の検証では「接続国を変えても価格は変わらなかった」という結果が多く報告されています。一方で、路線やサイトの組み合わせによっては差が出たという報告も一部あり、効果は保証されていないというのが実情です。
期待しすぎず、あくまで「試してみる価値があるかもしれない一手段」程度に捉えておくのがよいでしょう。むしろVPNは、次のような場面で実用的なメリットがあります。
- 空港やホテルの公共Wi-Fi利用時に通信を暗号化し、情報漏えいのリスクを減らす
- 海外滞在中に日本の動画配信サービスやネットバンキングにアクセスする補助として使う(各サービスの利用規約は事前に確認)
一方で、次のようなリスクもあるため注意が必要です。
- VPN接続のまま決済すると、クレジットカード会社に不正利用と判定されブロックされることがある
- 航空会社や予約サイトの規約でVPN利用が制限されている場合があり、予約がキャンセルされた事例も報告されている
- 「必ず安くなる」わけではなく、効果は路線・サイト・タイミング次第で不確実
節約目的でVPNを使う場合は、決済直前はオフにする、利用規約を事前に確認するなど、リスクを理解したうえで自己責任で判断することをおすすめします。
まとめ
夏休みの海外旅行は、事前の準備と情報収集で費用を抑えられる可能性があります。
- 航空券は2〜4か月前からの価格チェックと複数サイトでの比較が基本
- ホテルは比較サイト・会員価格・無料キャンセルプランを活用する
- 2026年7月からのANA身の回り品サイズ規定(40×30×20cm)は事前に必ず確認する
- VPNは「必ず安くなる」ものではなく、通信保護など本来の使い方を優先しつつ、節約は補助的な手段として捉える
これらのポイントを押さえて早めに準備を進めれば、家族との夏の旅行をより安心して、そしてお得に楽しめるはずです。まずは航空券の価格チェックから、今日さっそく始めてみましょう。
