
高齢出産の場合は、妊娠中に合併症を発症しやすくなります。
ただし、高齢だからか必ずではなく、人によって体質も違いますし、既往症の有無でも色々かわってきます。
そんななかでも『妊娠高血圧症候群』と、『妊娠糖尿病』は誰しも気をつけておきたい合併症と言われています。
高齢出産とは
WHOでは、初産婦を35歳以上、経産婦を40歳以上の出産を高年初産。
日本では35歳以上の初産婦を高年初産。高齢妊娠と定義される。
また、超高齢妊娠:50歳以降閉経後の妊娠・出産
若年妊娠:19歳以下の妊娠・出産
高齢出産とは35歳以降の初産婦のこと、もしくは40歳を超えての出産(経産婦)のことです。
今は比較的高齢出産する方も多いと思います。
私の周りでも沢山います。みなさん母子ともに元気なので、普通に感じてしまいますが、やはり血糖値が上がってしまって指摘があったという方や妊娠糖尿病になったという方もいます。
私は、一人目、二人目の子供は30代前半で出産しました。
若かったので、産後はピンピンする予定でした♬
しかし、二人とも出産が大変で、産後は体調が非常に悪かったんです。
産後一年間くらいは「友達とランチとかお出かけ!」はルンルンしたいのに、思い腰を持ち上げてのお出かけでした。
なんだかずっと体も重くて、もうずっと家にいたい感じでした´д` ;
なので子供は三人欲しいと思いつつ、産後のあの辛い体と目眩を考えるとまずは可愛い二人を育てるので精一杯でした。
上の子が小学生になり、大分落ち着いてきたので、いいタイミングで三人目を授かれて嬉しい限りです。
そんな時は、、、比較的高齢で出産した有名人の方に励まされます。
といっても見ているのは高齢で出産した有名人の方々ですから私とは財力も何も違うので比較にはならないけど、私もまだがんばれる!かも?と思ったり(^^;;
第二子は高熱からの破水で、赤ちゃんが動いてないという事に気づき、緊急帝王切開の用意をする中、子宮口が早くひらいてくれたので帝王切開にはならず、生まれました。
しかし私はインフルエンザの疑いで隔離され、赤ちゃんは生まれてすぐにNICUへ。髄膜炎の可能性があるからとしばらく会えなかったのです。今は元気に過ごしていることに感謝しない日はないくらい^_^
産後は不安で心配で、、、こういう精神状態になるのも産後の肥立ちが良くない理由かと思います。
次こそは安産、産後はピンピンを目指したいです^_^
高齢出産と妊娠糖尿病のリスク
「肥満」や「家系に糖尿病の人がいる」ということもそうですが、妊娠糖尿病になりやすい人の目安の一つが『高齢』です。
私の場合もそうでしたが、もしも血糖値が高いとか前回の妊娠で妊娠糖尿病だったという場合は、「妊娠に備えて早めに糖尿病の検査をする」ことをお勧めします。
血糖値が高い自覚がある場合などは計画的に妊娠するようにしましょう。
妊娠糖尿病になりやすい人は?
近年では40代での妊娠出産は増えています。
年齢だけで妊娠に不安を抱いたり躊躇する必要はないと思います。
計画的に妊娠をするーーー>早い段階で糖尿病の詳しい検査をし、必要なら治療し、血糖が安定した状態で、計画的に妊娠することが重要だと思います。
高齢出産のリスクやデメリットとは?
妊娠出産に適している年齢は20代だと言われています。
適齢期の20代であっても妊娠出産は何もないとも限りません。
例えば、流産は若い女性であっても妊娠の15〜20%に起こります。
流産を100%防ぐ方法はありません。
確率だけでいうと女性が40歳以上になると流産の確率も40%に上がります。妊娠する確率も女性の年齢とともに下がります。
また、妊婦さんが高齢であれば、妊娠高血圧や妊娠糖尿病も増えます。治療をしても高血圧や糖尿病が進行してしまう場合、赤ちゃんに影響が出ます。早めに赤ちゃんを外に出してあげたほうがいいと判断されると、結果として早産や帝王切開になることもあります。
子宮筋腫などの合併妊娠が多いこと、若い女性に比べると難産が多いことも、高齢出産で帝王切開が増える原因です。
*流産の確率があがる
*妊娠に伴う合併症(妊娠糖尿病・妊娠高血圧症・子宮筋腫など)の確率があがる
*難産や帝王切開が増える