妊婦の下肢静脈瘤と陰部静脈瘤の痛み。破裂することはあるの?産後は治る?

下肢静脈瘤ご存知ですか?

年配の方で足の血管が浮き出ていたりぼこぼこしていたりするのを見たことがあるかと思いますが、それが下肢静脈瘤です。

また、陰部にできてしまう静脈瘤は陰部静脈瘤といいます。

私は妊婦時代3回ともに静脈瘤ができてしまい、妊娠糖尿病とともに大変でした。

私の周りには静脈瘤になった人はほとんどいなかったので私の体験をブログに書きたいと思います。

もし苦しんでいる方がいれば参考になれば幸いです。

妊婦の下肢静脈瘤とは?痛い?

「ふくらはぎや腿にボコボコ静脈が浮き出ている」下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は立ち仕事をしている方や妊婦さんにできやすいと言われています。

ちなみに、妊婦さんは2人に1人がなるとも言われています。


静脈にある弁(血液が逆流しないようにある)の機能が悪くなると血液が循環せず、そこに停滞してしまい
血液が渋滞してしまいます。


時とともに静脈は少しずつ太くなり、外から見ても目立つようなクネクネになってきます。

 

その下肢静脈瘤の度合いにもよりますが、かゆみや痛みがある方もいます。私は足のだるさや重さがとても気になりました。

下肢静脈瘤のできやすい人
●妊婦さん
●立ち仕事をしている人
●高齢
●肥満
●遺伝
●便秘

私は3回出産を経験していますが、一人目より二人目、二人目より三人目と症状が悪化して行きました。

そして、一人目、二人目は産後に静脈瘤が治ったのですが、三人目出産後は治らず、今も静脈瘤に悩まされる日々です。

今の所病院で言われた通り着圧ソックスを履いて過ごしていますが、痛みもあるので専門病院に行って診てもらおうと考えています。

左足のみの痛みなので、このような片方だけ履ける着圧ソックスじゃとっても重宝します(夜用ですが時に昼も着用します)。

静脈瘤の進行は比較的緩徐で、年単位から10年単位で軽症から中等症あるいは重症まで徐々に進んでいくのが一般的です。 破裂して死亡することは通常ありません。(http://www.nagano-matsushiro.or.jp/feature/cs_varix)

妊婦の陰部静脈瘤とは? 破裂する?

これは本当に困ったことになったと思いました。

腿の付け根も痛いけど上の方が腫れている。嘘だと思いたかったです。

『陰部静脈瘤は下肢静脈瘤の4人に1人に出現するとされている(https://confit.atlas.jp/guide/event/jca55/subject/P-16-4/detail?lang=ja)』のできっと同じ思いをしている方もいるかと思います。

私は妊娠中から外陰部が腫れてしまい、痛くて重くて大変でした。

力が入るときに破裂してしまうのでは?という不安が拭えず、産婦人科に相談しても『今は治療できません。』の一点張りで、不安は払拭できずに過ごしました。

外陰部の静脈瘤は出産時に破裂する?

「外陰部の静脈瘤は、出産時に破裂すると大量出血することがある」

と聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか?

ごく稀にあるようです。

とっても怖いですよね。

現在妊娠していて陰部静脈瘤の症状がある方は必ず医師に相談してください。

「外陰部の静脈瘤は、出産時に破裂すると大量出血することがある?』

子宮が大きくなるにつれて、下半身の血管が圧迫されるため、血液の循環が悪くなります。すると、血液が静脈にたまり、皮膚の静脈の血管が青い筋となって太く腫れて盛り上がります。これが静脈瘤です。

分娩時に破裂して大出血を起こしたり、血腫をつくる危険はあります。しかし、会陰切開の際には、静脈瘤の部位を避けるなど、慎重な対応をするため、それほど心配はありません。

ほとんどの場合、分娩後には引いていきますが、妊娠・分娩を繰り返すたびに悪化します。
外陰部を圧迫するようにパットをあてる、体重増加に気を付ける、長時間の立ち姿勢を避ける、適度な運動をするなどの対策をおこなうと効果的です。

(出典:https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/qanda/week32/774)

産後は治るの?

一般的に妊娠でできた静脈瘤は産後に治ると言われています。

私の場合は3度目の妊娠後には治りませんでした。

膝の裏の静脈瘤、そして陰部静脈瘤は残念ながら少しの痛みを伴い残っています。

(2度目の出産後までは治っていました。)

 

陰部静脈瘤に関しては、腫れはひいていますが『生理の周期』にあわせて痛みが出ます。

私のように、生理になると足が重くなったり、痛くなったりする場合は、足の付け根や太ももの裏側に静脈瘤がある『陰部静脈瘤』かもしれません。

陰部静脈瘤とは
陰部静脈瘤は普通の静脈瘤と違って、お腹の中の卵巣や子宮周囲から発生します。
そのため、生理で卵巣や子宮にいく血液が増えると症状が強くなるのです。
一見、血管がそれほど盛り上がっていないので、軽く見られがちですが、実際は症状はかなり強く、患者さん本人にとってつらい静脈瘤です。(https://www.kekkangeka.com/kashi/inbu.html)

膝の裏の静脈瘤はあまりつらくなく、見た目が少しボコボコしていて気持ち悪いくらいなのですが、この陰部静脈瘤はとても具合が悪いです。

今後治療することになるかと思いますのでまたその際には追記したいと思います。

最後に

下肢静脈瘤と陰部静脈瘤の違いがお分りいただけましたでしょうか。

私は両方ともあるので、違いがよくわかりますが、もし当てはまるものがあれば病院で医師と相談してみてください。

産後には良くなる方も多いので、治るといいですね!

私は今後良くならなければ病院で治療する可能性もあります。今の所まだ着圧ストッキングで頑張っていますが・・・。

また治療などあれば追記したいと思います。

 

 

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