女性ホルモンのエストロゲンを増やしたら更年期障害が軽くなるのでは?
エストロゲンを補う方法はある?
と考えたことがありませんか?
『エストロゲン(卵胞ホルモン)』は女性らしさに深く関わるホルモンで、12歳前後の思春期から分泌量が多くなり、30代ではピークに、更年期になると減少していきます。エストロゲンには女性の健康と美しさが関わっています。
そしてこのエストロゲン、45〜55歳には激減して行ってしまいます。この時期に『イライラ』『ホットフラッシュ』などの女性特有の更年期障害という症状が現れます。
女性ホルモン(エストロゲン)とは?
女性ホルモンは2種類、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」があります。どちらも卵巣から分泌されます。
エストロゲンには女性の健康と美しさが関わっており、女性らしい体をつくる働きがあります。
また、女性の美にかかわっているので、肌はもちろん、髪の毛のツヤや潤いを守り、女性の健康にも大きく作用しています。また、脳や自律神経にも影響します。一生のうちにティースプーン1杯程度しか分泌されないのに、このエストロゲンというホルモンの働きに女性の人生は大きく影響を受けているのです。
エストロゲンの働き
- 自律神経を安定化させる
- 骨を強くする(骨の形成を促進し、血管の収縮を抑える)
- 女性らしい体をつくる
- 肌や髪にツヤを与える
- 乳腺の発達を促進
- 子宮に働きかけ、子宮内膜を厚くして、受精卵の着床を補助する
- 脳の働きを活性化
- コレステロールの排出や分解を促進
不足ぎみのエストロゲンを補うには、食事や睡眠など生活習慣の改善が大事になります。
出典:https://epark.jp/medicalook/menopausal-disorder-estrogen/
女性ホルモン(エストロゲン)が減る理由
なぜ女性ホルモンが減ってしまうのか。
年齢的なものが一番大きな理由になりますが、20代であっても女性ホルモンが減少してしまうこともあります。そのエストロゲンが減る理由は『ストレス』。
なんでもかんでもストレスって・・・でも思い当たる節がある日本人女性は多いはず。
仕事・残業・人間関係など沢山のストレスの中で頑張っていると知らないうちにストレスがすごくたまっていて、気がついたら自律神経が・・・・という場合も女性ホルモンがストレスによって減少⇨月経不順や無月経ということもあります。
年齢的なものは減らないように努力できる部分がありそうですが、せっかくたくさん出ている時期にホルモンの分泌が悪くなってしまうとは、もったいないですしとても残念です。
女性ホルモン(エストロゲン)が減るとどうなる?
女性ホルモンが減ると、
・髪の乾燥や抜け毛
・物忘れがひどくなる
などなど・・・エストロゲンが女性の美と健康に深く関わっているのがよくわかります。
*生殖機能
*脳・中枢神経機能
*循環器(心臓血管系)
*脂質代謝(コレステロールや中性脂肪)
*乳房、皮膚、骨代謝など、私たち女性にとって必要不可欠なものを調整してくれています。
それゆえに、エストロゲンが減ってしまうと具合や体調が悪くなってしまうのです。
女性は骨粗鬆症も若いうちから気を付けておかなければならないと言われるのはこのためかもしれませんね。
参照:https://betterl.bayer.jp/kanenkino/home/relationship/happen
女性ホルモン(エストロゲン)を増やす方法はある?
女性ホルモン(エストロゲン)を増やす方法はないようです。
でも、この女性ホルモンをコントロールし減らさないようにする方法や女性ホルモンを補う方法があるのでご紹介します。
全員に合う方法ではないかもしれませんが、色々ためして、もし体調が良くなるようでしたら続けたいですね。
女性ホルモン(エストロゲン)を減らさない方法・補う方法
女性ホルモンが減る原因の一つがストレスです。
ですのでストレスを軽減させていくというのは女性ホルモンを減らさない方法にもなるかと思います。まずはバランスの良い食事・質の良い睡眠・発酵食品や食物繊維を積極的に摂る。といったことを忘れずに続けていきましょう。
一方、女性ホルモンを補う方法は
・女性ホルモン補充療法
・女性ホルモンに似た働きをするイソフラボン成分を摂取する
・ビタミンCを積極的にとる
などが効果的だと言われています。
女性ホルモン(エストロゲン)を補う方法
更年期障害の治療の中心は、ホルモン補充療法と漢方薬です。
当ブログでもアンケートをとりましたが、ホルモン充填療法をしている方はおらず、みなさん漢方薬やサプリメントで対応されているようでしたが、ホルモン充填療法で不足していたエストロゲンが補充されると、多くの更年期特有の症状がおさまると言われています。
その他、骨粗鬆症や動脈硬化の予防などメリットもあります。
気になっている方、症状が悪化・改善しない場合は産婦人科で相談してみるといいかもしれません。
参照:https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_67.html