アラフォー女性の老後や年金の不安について。いくらもらえるの?-vol2

老後の資金や年金について準備してますか?

下流老人が大量に生まれている日本で、今後私たちは大丈夫なのか、病気になったら?子供の教育資金は足りる?などなど先にはまだまだ沢山の備えが必要なアラフォー。

実際にはだいたい、いくらくらいもらえるのか、年金や老後対策はアラフォーから(もしくはもっと前)したほうがいいかもしれません。

(*下流老人(かりゅうろうじん)とは、社会運動家藤田孝典氏の著書。)

アラフォー女性:年金はいくらもらえる?

今までの仕事やパートナーの有無でも違いますが参考までに調べた数値(2021.5)は下記。

女性のもらえる年金について書いていますので、パートナーの有無でも世帯でもらえる年金は変わってきます。

私はお金の専門家ではないですが、個人的に年金や老後の資金が不安なので調べて、対策をしています。もし同じような悩みの方がいればと思い記載しています。この記事の数値は参照データからお借りしており、当ブログでの責任は負いかねます。この先の対策などはご自身の判断や専門家にご相談の上お願いします。

年金いくらもらえる?
==専業主婦==パート主婦==

厚労省「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、

自営業や専業主婦など(国民年金のみ)  約5万6,000円/月

保険料の納付月数によって受給額は変わってきますが、

国民年金の平均受給月額は、約5万6,000円。

保険料の納付を20歳から60歳までの40年間きっちり保険料を納めたのであれば、約65,000円を受け取ることができます。

厚生年金(国民年金分含む)の平均受給月額は、約145,000円です。

年金いくらもらえる?==フルタイム勤務==

会社員や公務員など(国民年金+厚生年金)約14万5,000円/月
厚生年金の受給額は、収入と保険料を納付してきた月数によって決まります。
ですので、収入が高いほど受給額が高くなるのです。
男女差があり、男性の平均受給月額は約165,000円、女性は約103,000円。

老後の年金だけで暮らしていける?

年金を調べていくうちに自身の保険加入時期や年収によっては多少の誤差があるものの、夫婦の場合は受給年金は平均で『21万円』だとわかりました。

しかももらえるのは65歳以上(*繰り上げ受給・繰り下げ受給という早めにもらう・遅めにもらうというのもできますが受給額が変わってきます。)

つまり、できるだけ65歳までは自力でいきていかなければいけないし、病気もしてはいけない!!

かもしれません。

平均的にいくら月必要?

わかりやすい例があるのでみていきましょう。

こちらの例では公的年金給付約21万円に対して支出が約25万なので、4万円不足です。年間にして48万円の不足が生じる計算です。

■例:65歳以上夫婦世帯の1ヵ月の支出入■
============================

公的年金給付 21万8980円

消費支出 25万5549円
===詳細===
食料 6万5804円
住居 1万4518円
光熱・水道 1万9845円
家具・家事用品 1万258円
被覆及び履物 4699円
保険医療 1万6057円
交通・通信 2万6795円
教養娯楽 1万9658円
その他 8万3315円
============

===>月4万円、1年で48万円の不足。
===>仮に85歳までと考えたら、20年で960万円。
===>90歳までと考えたら25年で1200万円。
===>人生100年時代に備えたら、35年で1680万円が不足する計算です。
(出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/acdecfe6575aa9605c392d46b954848211dceae9)

つまり、貯蓄は2千万円あっても元気に暮らしているだけでも足りなくなるかも。

という恐ろしいデータでした。

みんなの金融資産の平均

年代 平均値 中央値
20歳代 292万円 135万円 
30歳代 591万円 400万円
40歳代 1012万円 520万円
50歳代 1684万円 800万円
60歳代 1745万円 875万円
70歳代 1786万円 1000万円

(出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/acdecfe6575aa9605c392d46b954848211dceae9)

資産平均値をみても2千万円はなかなか難しいようです。

もし入院したり施設に入ったら?

例えば自分であっても両親であっても有料老人ホームに入る際には入居金と月額費用がかかります。

この費用はその施設のサービス内容や設備など総合的なものによって費用に差があります。

東京都であれば介護が必要なものは入居費で1千万円、月額で25万円前後かかるとも言われています。実際はもっと高いところも聞いたことがあります。

それだけではなく、介護保険負担・医療費・その他雑費なども考慮すると月額で30万円ほどは必要になる可能性があります。

有料老人ホームにかかる費用は入居金と月額費用がありますが、選ぶホームの立地条件やサービス内容、付帯設備、人員体制などによって大きな差があります。

自分であれ、両親であれ、施設の整った場所で介護を希望する際には備えが必要になります。

アラフォーの私たちもいまからコツコツと貯蓄していく必要がありそうです。

(出典:https://kaigo.homes.co.jp/qa_article/22/)

最後に

不安になる内容の記事でしたが、いかがでしたか?

もう備えている方、素晴らしいです。

わたしは、子育てでバタバタしており、今までは教育資金をコツコツ貯蓄することにフォーカスしていましたが、少し子供が大きくなり、毎月貯蓄などをして、ある程度の教育資金は貯蓄(これから働く文も加味しているので足りていませんが)の計画めどがたったところで、老後・両親のそなえが必要なアラフォーになっていました。

アラフォーは仕事していればそれなりに大変なポジションでもあり、主婦でしたら子育てにもすごくお金がかかり始める時期かもしれません。

ですが、老後の資金を考える時期になってきているのは確かです。

未来は誰にもわかりませんが、備えあれば憂いなし。コツコツ貯蓄・運用されてみてはいかがでしょうか?!

今後私の小さな運用歴も掲載していけたらと思います。

 

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