アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。iDeCoかNISAで備える?-vol.3

アラフォー専業主婦・パート主婦が老後にもらえる年金は、多くありません。

旦那さん・パートナーがいる場合でも二人合わせてももらえる年金より出費が多く、マイナスになると言われています。

老後必要になる金額など、実例を↓こちらの記事で載せているので気になる方は是非ご覧になってください。

専業主婦の老後や年金の不安はどうやって備える?

日本全体の専業主婦は減ってきていますが、まだ専業主婦やパートの主婦も沢山いると思います。

専業主婦に限らず、今後の日本の年金制度だけに頼って老後を迎えるのはどうも不安だという方は多いのでは?

主に旦那さんの収入で生計をたてていて、自分にたくさんのお金が手元にあるわけでもなく、専業主婦もしくはパート主婦の場合は、どう備えたらいいのでしょうか。

専業主婦で子供がいる場合は、まずは教育資金などの備えをするかと思います。

自分たちの老後のことはアラフォーで備え始める人も多いかと思いますのでこちらで参考になれば幸いです。

以下では個人的にオススメできる特にパート主婦の方向けのiDeCoと,専業主婦向けNISA:年金に備えられると考えられている『税金がかからないもの』を紹介します。

 私はお金の専門家ではないですが、個人的に年金や老後の資金が不安なので調べて、対策をしています。もし同じような悩みの方がいればと思い記載しています。この記事の数値は参照データからお借りしており、当ブログでの責任は負いかねます。この先の対策などはご自身の判断や専門家にご相談の上お願いします。

iDeCoってなに?

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは『個人型年金制度』です。

毎月決まった金額を60歳まで積み立てて老後に備える公的制度です。(国が創設したもの)

メリット・デメリットを簡単に説明すると

●メリットは、少額(5千円)から積立できること、節税(所得税・住民税)ができること、手数料が安いこと、など。

●デメリットは60歳になるまで引き出せないこと。

自分で設定した金額を毎月つみたて、どのように運用したいか(元本割れしたくない、安全に、とか元本割れする可能性があっても積極的にとか)決めて運用していくものになります。

個人的には老後までつかわないよという資金が少しでもあれば積立して安全な運用をしていけば、節税にもなりますし、運用益がでれば元本より増えた年金がもらえることになるのでやらない手はないかなと思います。

専業主婦やパート主婦であっても、少額をかけておけば老後のお小遣いにもなりますよ。

(*会社で企業型確定拠出年金に加入されている方は個人でのiDecoとの併用ができるか勤務先の会社に確認が必要です。)

NISAってなに?

(*まず最初に2023年にNISAの制度はかわると言われていますが2021年現在のNISAの案内をしたいと思います。)

NISAとは金融商品を一定の金額の中で投資した際に税金が非課税になる制度です。(通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。

NISAには、NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの三つがあります。

その中でもこちらでは、主婦・もしくはパート主婦にオススメなつみたてNISAを紹介します。

お金を毎月積み立てて貯金している方は是非こちらも検討してみてくださいね。

つみたてNISAとは

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。(出典:https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html

つみたてNISAは、「老後のお金の不安を解消する手段」として近年注目されています。特に出かけられない、お金を使わなくなったコロナ禍での余剰資金をつみたてNISAにまわす人が多数いるようです。

少し貯蓄にも余裕がでてくるコロナ禍な今、つみたてを始めるのはいいチャンスかもしれません。

金融庁のデータでは、コロナ禍でつみたてNISAを始めたのは30代がトップで26.8%、次点が40代の25.4%と、30~40代で全体の約半数を占めた。20代と50代はいずれも17.5%だった。

 つみたてNISAのメリット 

●新規投資額で毎年40万円が上限(非課税投資枠は20年間で最大800万円)
●老後の資金を運用して貯めることができる
運用益・分配金が最長20年間非課税
●初心者でも少額で長期運用を始めるにいいきっかけになる

つみたてNISAのデメリット

●選べる金融商品が限定されている
●損益通算、繰越控除ができない
(*損益通算:もし損失が出た場合、他の運用益と相殺できること
(*繰越控除:通常投資は年をまたいで損失を3年間繰り越せる

なんだか少し難しいように思えますが、これをみて気になる方は投資のきっかけになるといいですね!

わたしは数年前からパートで働き始めたので、そのお金の一部をつみたてNISAに回しています。

貯金していたら利率が数十円にもならないような積立額ですが、今運用益が6万円にもなっています。一時マイナスになったこともありますが、それを考えると、長期運用していくことの面白さや大切さも学べているなと思います。

運用していくらになるかは選ぶ投資商品によってもかわってきますし、ここは自己責任&多少の勉強も必要になってくるかとは思います。

ちなみに今は『運用コストの信託報酬が安い米国株ファンド』が人気なようです。

数年前のただの主婦の私なら、なにそれ?危ないんじゃないの?ファンドってなに?なんて思っていましたが、月々ほんの少し運用に回しただけで、色々勉強も始められ、時に利益も出たりするので、もし元本(支払ったお金)より減ってしまっても大丈夫!という気持ちで少額買いできる、しかも税金がかからないつみたてNISAは主婦にオススメです。

つみたてNISAをしている年代は?

つみたてNISAをしている年代を見てみると、

30代がトップで26.8%、
2番目に多かったのが40代の25.4%
20代と50代は17.5%

30代・40代半数以上を占めています。

NISAの口座数は2020年12月末時点で302万8259口座となっています。

(出典:https://news.yahoo.co.jp/articles/0e7a2de9bc277eaf92fa67d0a0d494cca884b1b3?page=1)

最後に

いかがでしたか?私はまったく投資に興味もなく、何もわからない主婦でした。子供にお金がかかるので自分のことをおろそかにしていることを知りながら何もできなかったので、悩んだ挙句恐る恐る・・・・積立貯金ではなく、つみたてNISAを数年前に始めてみました。

ただの主婦が毎月5千円−1万円の投資を始め、上がったり下がったりもしながら運用益が6万円になりました。ここからもっと勉強をして老後の資産を作っていけたらと思っていますが、とても勉強にもなりますし、世の中の色々なものをみるいい機会にもなります。

こちらで紹介したiDeCo, つみたてNISAについては個人責任での投資運用をお願いします。当ブログでは責任を負いかねます。しかしながら、この記事をきっかけに、少しでも誰かの老後の備えになればと思います。

 

 

==参考記事==

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。いくら必要になる?-vol.1

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。いくらもらえるの?-vol.2

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。iDeCoかNISAで備える?-vol.3

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。初心者主婦が投資ブログ記-結果-vol.4

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。保険はどのくらい必要なの-vol.5

●アラフォー専業主婦・パート主婦女性の老後や年金の不安。節約できるところはここだった-vol.6

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