境界型糖尿病とは、血糖値が高く、近い将来、もしくはゆっくりにでも糖尿病になる可能性が高いことを言うのですが、私は幼少期からその状態です。

 

『妊娠糖尿病になりました』

 

そうなってみて、そりゃあそっか。と思いましたが、ショックを受けたりもします。

『遺伝だから仕方ないよ』という気持ち、持病持ちの方は想像しやすいかもしれませんが、

持病があっても、それが悪くなるというのはとっても嫌です。

 

ならないように努力したりしても、健康な人と同じ数値は絶対に出ません。

 

そんな私の妊娠中の過ごし方と注意点について、もし今『妊娠糖尿病』もしくは『産後の高血糖』などで悩んでいる方がいれば参考の一つとして読んでいただけたらと思います。

境界型糖尿病(糖尿病予備軍)から妊娠糖尿病へ

妊娠糖尿病のブログ

先に述べた通り、私は幼少期から普通体型にもかかわらず尿検査に引っかかり、血糖値が高いので甘いものや食べ過ぎに注意するように言われてきました。

 

小学生の頃は、週6日のスポ少で結構ハードな運動をしていたにもかかわらず、血糖値が高い状態でした。

 

その後も運動は続けて体育会系の部活をしていたので運動の影響もあったかと思いますが、血糖値は基準値よりは高いけれど、そこから上がる様子はなく、特に治療も必要ない(と言われ続け)、年に一度はブドウ糖負荷検査、血糖値測定を続けてきて悪化してないかチェックするだけでした。

悪化したら治療になるんだろうな、、、と思いながらも境界型に留まる状態。

境界型糖尿病とは?

境界型糖尿病とは、『糖尿病予備軍』と言われてる状態のことを言います。

血糖値の正常値と言われるものより高いけど、病気という数値までは行ってないということです。

平成28年度の調査では2000万人が境界型糖尿病の可能性があると言われています。
(http://doctor-trust.co.jp/pdf/2018/2-tonyobyo.pdf#search=%27境界型糖尿病+人数%27)

妊娠糖尿病とは
妊娠すると血糖値が上がりやすくなると言われています。
妊娠中に発見または発症した糖尿病ほどではない軽い糖代謝異常のことを妊娠糖尿病と言います。

ただでさえ血糖値は正常値より高いのに、妊娠したら血糖値が上がりやすくなる状態では、妊娠糖尿病になってしまいます。

通勤もしていましたし、そんなに沢山食べたり食欲旺盛というわけではないのですが、血糖値は常に私を悩ますものとなりました。

きっと高血圧に悩まされる方も同じような状態かとなと想像します。

 

幸い私は血圧は上がることもなかったのですが、やはりこのようなものは『体質』が大きく影響している可能性があると実感しました。

 

実際に妊娠糖尿病になった方は親族が糖尿病だったという方が多いかと思います。

私自身親族が境界型糖尿病なので同じ体質だと思います。

 

私の場合、第1子妊娠中期に妊娠糖尿病の可能性ということで検査になり、病院を移転することになりました。

参考までに、私は三人出産しています。三人とも妊娠糖尿病という診断のもと血糖管理をして出産となりました。

 

何もなく出産できればそれに越したことはないですが、きちんと管理すれば妊娠糖尿病でも出産できます。

ただし、一人一人出産も体質も違いますのでもしお悩みの方は是非主治医の方と納得いくまでお話ししてください。

妊娠中の過ごし方と注意点

個室で、可愛いガウンを着て産後は美味しいご飯が出て着て・・・なんていう病院に憧れてしまいますが、私は小児科医のいる病院に転院となり、そういった個室や素敵な設備の揃った病院ではなく、総合病院での通院、分娩でした。

そんなことも踏まえ妊娠中の過ごし方は

*イライラしない
*多少の諦め
*ウォーキング
*エクササイズ
*血糖値を上がりにくくするお茶を飲む
*手作りのおやつ
*糖質制限の本を読破する
*気持ちのアップダウンが出ない生活
*ラカントSを料理やお菓子に使う

を心がけていました。

 

妊娠糖尿病だからってできないことはあまりないので、大変だったのは『自己管理』でした。

 

そうでない方もいるかもしれませんが、ネガティブになったり嫌なことがあると、何か美味しいものを飲んだり食べたりしたくなりがちです。

そうなったらマズイので、(胎児への影響を考えて)マインドコントロールが大切だと思っていました。

 

『今のうちに焼肉へ!』とか『お腹が空くのだよねー』とか・・・妊婦ってつわりが終わるとお腹が減るんで、そんな話題も結構あり、周りと比べてしまうと、私はダメなんだ・・・・なんてしょんぼりとなってしまいがち。

 

そうならないように、不用意な外出は避けたり、あまりランチなども行きませんでした。

気晴らしに産前産後でもできるマタニティーフラやスイミングなどにいったりするもの良かったです。

 

あとは食事にも、おやつにもラカントという砂糖の代わりになる甘味料を利用しました。

こちらはカロリーゼロでしかも

自然派と言うだけあって人工的に作られている甘く感じる甘味料は使用しておらず、入っているのは

『羅漢果エキスとエリスリトール』 のみです。

気になる方は是非こちらチェックしてみて下さいね!

料理と食べれるものの幅が広がりますよ。


 

お茶については、オクラ茶というこれもまた自然由来のものですので、私にとっては安心して飲めるものでしたので試していました。

友人はとても効果があったようですが、私にとっては劇的な効果はなかったものの、芸能人の方のダイエットや血糖値を下げる効果があったようです。

最後に

第二子では、妊娠糖尿病と言われないように、毎日上の子を連れて公園に行き、食事にも気を使い・・・・その結果妊娠中期で『妊娠糖尿病』となりました。

 

第三子では、今度こそ妊娠糖尿病にはならないぞ!なんて思いましたが、無理でした。やっぱり体質って変わらないのだなと思いました。

 

もしかしたら軽い方でしたら次の妊娠では血糖コントロールが上手くできることもあるかもしれませんが、私の場合はやはり妊娠中期には血糖値が上がってしまうという状態でした。

 

人それぞれ体質も異なるかと思いますが、コントロールできる方は食事で、できない方はインスリン注射で、という方法があります。

糖尿病というとなんだか『自己管理不足!!』と言われた気分になりますが、そういう人だけがなる病気ではないということを知ってほしいと思いますし、なってしまった方は悩まずに今後の血糖コントロールに向けてどういった対策をするかを考えていくのがベターと思います!

 

また妊娠糖尿病を経験すると、その後、8倍近くの確率で糖尿病を発症すると言われています。

その後の管理についてもまた書いて行きたいと思います。

 

(本稿は第三子妊娠時のblogを移行したものです。)

 

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